日本家族心理学会 第25回大会 HP 本文へジャンプ
大会企画シンポジウム


2008年8月23日(土)
テーマ 『家族支援における専門家のコラボレーションのあり方』
シンポジスト
 団士郎   先生 (地域/家族心理分野  仕事場D・A・N)
 米川文雄 先生 (虐待支援分野  小松島子どもの家)
 中釜洋子 先生 (家族心理分野  東京大学大学院)
 本間彰博 先生 (精神科医/行政分野  宮城県子ども総合センター)

司会
 大熊保彦 先生  出村和子 先生

 皆さん、毎日の新聞やテレビの報道を眼にするたびに心が痛みませんか?何と現代は子どもの受難の時代でしょうか。そしてその背景にはさまざまな問題を抱えた家族がいます。そうした家族を支援するために、これまでも、多くの専門家達がそれぞれの分野で心を砕き、努力してきたはずです。
 今回は、こうした多種多様な専門的援助活動を振り返り、共にどのような共働ができるかを探る、まさに【コラボレーション】をテーマに論議いたします。記念講演には、英国でいじめや虐待で苦しむ子ども達の救済に携わっているロンドン大学のピーター・スミス教授を迎え、その実践の紹介と講演をお願いし、それを受けて、、大会シンポジウムでは、次の方々で各分野の実践と課題に関して論議して頂きます。
 すなわち、地域で家族支援を実践している家族心理学の立場から団士郎氏、福祉の分野では養護施設で虐待支援に携わる米川文雄氏。家族心理学の分野で研究・実践に関わる東京大学大学院の中釜洋子氏、さらに、精神医学の分野で子どもの支援と治療を行う精神科医の本間博彰氏を迎えます。これからの家族の力をどう高めていくのか、さらに脆弱化した地域の相互支援力を今度どう強めるのかをめぐって、大いに激論を交わして頂きましょう。
 今こそ「学際の時代」、専門家たちがどのように共働できるかを、まさに【これこそコラボ】を共に探っていきたいものです。未来の豊かな家族の構築に向けて!!
 
                                  出村 和子(大会長)



大会に関するお問い合わせ
  日本家族心理学会第25回大会準備委員会事務局
  〒982-8577 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1
   東北工業大学 ウェルネスセンター内
   Tell:022-305-3130
   Fax:022-305-3132


   
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