日本家族心理学会 第25回大会 HP
大会ワークショップ


ワークショップ1
 『統合的カップルセラピー』         講師:野末武義 先生


カップル・セラピーでは、夫婦それぞれの心理的世界、関係レベルの相互影響関係、多世代家族過程、そしてジェンダーの視点を統合的に活用していく必要があります。このワークショップでは、カップルの問題を理解し援助するための基本的な考え方を紹介し、セラピーを進めていく上での留意点について触れます。また、浮気の問題を扱ったビデオを視聴し、共感的かつ心理教育的なアプローチを学びます。

ワークショップ2
 『イメージ技法を用いた家族面接の実際』     講師:亀口憲治 先生


複数の家族員を対象とする家族面接で有効性を発揮するFIT(家族イメージ法)や超軽量粘土法などのイメージ法の実践例を紹介する。

ワークショップ3
 『家族支援における統合的(ホリスティック)アプローチ 
         -タッピングタッチによる家族支援のあり方を探る−』 
                          講師:中川一郎 先生

タッピングタッチとは、指先の腹のところを使って、軽く弾ませるように左右交互にやさしくたたくことを基本とした、シンプルでホリスティック(統合的)なケアの技法です。このワークショップでは、末期がんの患者と家族の事例などを通して、タッピングタッチを使った統合的なアプローチを紹介します。タッピングタッチの体験学習を通して、家族療法を含む、さまざまな分野での利用や応用のあり方と学んでいただければと思います。

ワークショップ4
 『ピア・サポート』            講師:ピーター・スミス 先生


現在、主に教育現場で注目を集めているピアサポートについて、本場イギリスの先生をお迎えして体験的に学んでいくコースです。講師には、記念講演でもご登場頂くピーター・スミス先生を迎え、日本でも広がりを見せ始めているピアサポートについて、普段実践されている目線からお話いただきます。この機会にピアサポートについて学び、実践してみませんか?

ワークショップ5
 『新しいケース検討法:ツイン・リフレクティング・プロセス』                                        講師:三澤文紀 先生

このワークショップでは、家族療法のリフレクティング・プロセスを応用した新しいケース検討法「ツイン・リフレクティング・プロセス」を実際に行います。若手臨床家で行うケース検討法・面接技術のトレーニング・他領域専門家とのケース検討法などに関心がある方にお奨めします。


大会に関するお問い合わせ
  日本家族心理学会第25回大会準備委員会事務局
  〒982-8577 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1
   東北工業大学 ウェルネスセンター内
   Tell:022-305-3130
   Fax:022-305-3132
   
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